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コアフレームのスタッフブログ
2022.10.17実際のWEB制作現場で使われている!『WordPressプラグイン』人気実装ランキングBEST5
こんにちは!2年目アシスタントプロデューサーの薄田(すすきだ)です。
簡単にサイトの更新ができるWordPress(以下WP)。
コアフレーム(以下CF)でもたくさん制作させていただいています。
そのWPにプラグインという様々な拡張機能を追加することで、さらに使いやすくカスタマイズすることができます。
そこで今回はCFで過去に制作したWPサイト内で使用しているプラグインを集計して、
実装ランキングBEST5を作成しましたのでこちらをご紹介します。
ということで、早速、結果はこのような形になりました。
CFが制作した全WPサイトのプラグイン導入率ランキング
弊社はWEB制作会社という事もあるので、更新をする『投稿』や『固定ページ』に関する
プラグインが多く入っていますね。他にもやはりサイト制作では外せないお問合せフォームについてのプラグインもランクインしました。
それでは各プラグインの紹介をCFの現場デザイナーからのコメントと合わせてご紹介いたします。
5位 Duplicate Post 【CFが制作した全WPサイトの導入率:41%】
【どんなプラグインなのか?】
記事や固定ページを複製できるようにするプラグインです。
プラグインを入れ、記事や固定ページ一覧の各記事にカーソルを合わせると『複製』と『新規下書き』機能が追加されます。
記事を作成する上で流用する部分が多い人は、この複製のプラグインやこの後出てくる『カスタムフィールド』を使うと、サイト更新作業を効率的に行う事ができ、より本業の方に時間をかけられるようになります!
【CFデザイナーから一言】
似たような記事を複製したい、テンプレートをミスなくコピーしたい、
ページ数が多いからとりあえず複製したい、そんなときにおすすめ!
同率4位 Custom Post Type UI 【CFが制作した全WPサイトの導入率:59%】
【どんなプラグインなのか?】
カスタム投稿やカスタムタクソノミーといったものを作成するプラグインです。
※カスタム投稿とは※
WPに初期からある『投稿』とは違う種類の投稿を作る事ができる
例)投稿をNewsとして使い、カスタム投稿としてBlogや実績を追加など
また投稿ならではの機能として、更新したページを一覧で表示できるので、下記のようにサムネイルで一覧表示したいページがある場合は、カスタム投稿を使用するのがおすすめです。
※カスタムタクソノミーとは※
投稿で利用できるカテゴリーやタグとは別種類の分類のことです。
弊社サイトのWORKSでは、カテゴリーとしてクライアントの業種、タグは担当した作業、 カスタムタクソノミーとしてサイトの種類を指定しています。
分類の名前を好きなように設定することができます。
【CFデザイナーから一言】
WPのデフォルトだと投稿が足りない、いろんなページをWPで更新できるようにしたい、でもfunctions.phpでカスタム投稿・カスタムタクソノミーを追加するのも大変…そんな時に簡単に追加できるこのプラグインがおすすめ!
同率4位 MW WP Form 【CFが制作した全WPサイトの導入率:59%】
【どんなプラグインなのか?】
こちらは、簡単に確認画面付きのお問合せフォームを設置できるプラグインになります。
このプラグインではフォームの回答に合わせて、その後の項目を分岐・追加することができるので、お問合せ項目に合わせて、追加で質問を増やしたりする事ができます。
フォームの項目を追加、変更する事で、より詳しくお問合せの段階で確認する事ができます。
なので打ち合わせの際にはより踏み込んだ内容で、提案や相談が出来るようになります。
また上記はWPのプラグインにてお問合せフォームを作成しますが、
弊社ブログにて『Googleフォームで自作フォームの作り方』についても解説していますので、
気になった方はぜひこちらもご確認ください!
【CFデザイナーから一言】
お問合せフォーム等のフォーム周りも楽々実装なのでおすすめ! 項目や、フォームのルール決め(バリデーション)、自動返信の文言や、 お問合せ→完了画面の文言まで管理画面から任意で変更可能!
また、お問合せいただいた内容も管理画面から確認可能なのでおすすめです!
3位 Advanced Custom Fields(ACF) 【CFが制作した全WPサイトの導入率:65%】
【どんなプラグインなのか?】
WPの投稿や固定ページ、カテゴリーなどの任意の箇所に様々な入力欄を追加できるプラグインです。
上記のように投稿の際によく使う項目を予め入力欄として設定しておくことで、毎回1からコーディングをせずに同じデザインのページを作成できるので、定期的に更新するコンテンツがある方はこちらのプラグインをおすすめします!
便利なプラグインですが、初期の設定ではページのデザインに合わせて、classやcssなど専門的なコードの微調整が必要になるので、定期コンテンツ部分の改修をお考えの方は、弊社までお問合せください。
適宜更新しやすいように改修のご提案をさせていただきます!
【CFデザイナーから一言】
ページ内にこのエリアを新規に追加したい!そんな時におすすめ! 本来であればfunctions.phpから追加するカスタムフィールドもこのプラグインのおかげで簡単に追加が可能!
2位 Intuitive Custom Post Order 【CFが制作した全WPサイトの導入率:76%】
【どんなプラグインなのか?】
WPの投稿や上記で紹介したカスタム投稿をページで一覧表示にする際は、基本的には日時順になります。
しかしこのプラグインを使うことで、日時を変更せずに自由な並び順に変更することができます。
変更の仕方もプラグインをダウンロードして、並び替えたい投稿タイプ(固定ページなのか投稿など)を選択するだけで記事の順番を簡単に入れ替える事ができます。
ブログなどは日付順で並べる事が多いと思いますが、実績や作品紹介のページとなると種類順に並び替えたり、好きなように並べ替えたいということが多いと思いますので、このプラグインの導入をおすすめします。
【CFデザイナーから一言】
設定からチェックを入れるだけで、直感的に順番を入れ替えられて便利!
また、テンプレートの記述次第では並べ替えた順番でフロントの表示順を変えることも可能なのでおすすめです!
1位 WordPress Importer 【CFが制作した全WPサイトの導入率:77%】
【どんなプラグインなのか?】
そして1位は、WPの情報をまとめたXMLファイルなどをインポート・エクスポートできるプラグインになります。
日常であまり使う機会はありませんが、『サイトを移行する』時や、『バックアップを作成する』といった時に主に使われます。
このプラグインは、投稿のテキストデータを移行する事には適していますが、画像やプラグイン、テーマのエクスポートとなると、少し動作が不安定になるので、別のプラグインと合わせて使用する事をおすすめします。
▼エクスポート方法
【CFデザイナーから一言】
固定ページやカスタム投稿・カスタムフィールドが簡単にインポート/エクスポートできて便利!
プラグインについての注意点
最後に一つプラグインに関しての注意点をご紹介します。
プラグイン自体にも、セキリティ向上や機能改善のためにアップデートが入ることがありますが、新しい方が優れているからと言ってすぐにアップデートしてしまうと、フォームのプラグインが動かなくなって「お問合せが届かない!?」という事にもなりかねません。
これは現在のWPが新しいプラグインを動かす為に必要なバージョンに届いていなかったり、サーバーで使えるphp(WPなどを動かすプログラム)のバージョンが古い事などが原因でプラグインが動かなくなってしまう事があります。
▼参考:確認が必要な箇所のバージョン違いの例
この解決法としては、下記が挙げられます。
A:WPのバージョンをアップデートする。
B:サーバーで使えるphpのバージョンを増やす。
C:古いバージョンのプラグインを使う。
A・Bは、サイト全体を確認しつつ進める必要があるので、かなり大掛かりな作業になります。
他にもWP自体のバージョンアップを容易に行ってしまうと、別のプラグインがそのWPバージョンに対応していない可能性もあります。
Cに関してもずっと使い続ける事で、セキリティの問題がつきまとってきます。
便利に使いやすくカスタマイズできるプラグインですが、その反面、維持や管理は、慎重に作業を行う必要がありますので、わからない場合は一人で解決しようとせず、一度WEB制作会社等に相談するのをおすすめいたします。
弊社でも状況の把握からベストな更新方法のご提案から作業まで対応していますので、
ぜひ下記よりお気軽にご相談ください!